図書委員会スタート

今日は第1回前期図書委員会活動日。
今日から新しい図書委員会のスタートです。

ウチの学校は何故か男の子に人気の高い図書委員会。
多分担当の先生(=私)が男だからでしょうか、
かつてオール男子、という時もあり
他の学校の司書さんに「えぇ〜すごい!」と驚かれたことがありました。
う〜ん…確かに図書委員会は女の子が多いイメージがありますが、
みなさんのところはどうですか?



ウチは今回は珍しく男女比が同じ。
委員会初日まで誰が来るかはわからないので
(調べればわかるんですがあえて調べずお楽しみにしています)、
ワクワクしながら待っていたのですが、
図書館によく顔を出しにくる本好きの子たちが委員になっていて、
この前期の図書委員会の活動はなかなか楽しいものになりそうです。




ちなみに参考までにウチの第1回の委員会活動の進め方。


(1)委員会活動とは?
初めて委員会活動に参加する子もいますし、経験者にも確認の意味をこめて
まず最初に「委員会活動って何?何のため?」の確認をします。


(2)図書委員会の活動目的は?
(1)をふまえてさらに図書委員会の役割を確認します


(3)役員決め
ウチは「委員長」「副委員長」「記録係」を選出します。
(1)(2)の前置きがあるので尻込みしてしまうこともありますが、
「それでもなる!」という責任感の強い子が出てくれるメリット、
役員としての責任感が強まるというメリットがあります。


(4)当番活動決め
ウチは人数が少ないので曜日ごとに担当を決めます。
当番活動は今のところ1日2回ある長い休憩に司書の手伝い。
人数が多ければ休憩ごとに当番を決めても良いでしょう。


(5)前期の活動計画作成
いよいよここからが今日の本番です。
まず委員会活動が何回あるか、いつあるか、
その間「子ども読書の日」や「夏休み」「読書週間」など
「読書」に関連する行事があるか、
簡単なスケジュール表にして示します。
その上でいつどんな時期にどんな活動をするか、
「子どもたち中心に」話し合います。
大事なのは「子どもたち中心に」話し合うことで、
教師や司書は「影の支援者」となり
子どもが行き詰まった時や困った時の手助け、
あるいは活動がスムーズになるように
さりげなくフォローを入れるのを心がけています。
しかし、これがとっても難しい…子どもに気付かれないように
ちょっとした一言で修正するのはなかなか上手くいきません。



ちなみに(1)〜(5)の手順だと1回目では
「こういうことをやりたい!」という案が出るまでしかできなくて、
その案を具体的に煮詰める時間はありません。次回に持ち越しです。
ですが、急ごしらえの案や教師からの押し付けよりは、
こうやって自分たちで考えてやっていった方が楽しいし、
委員会活動に対する責任感や達成感も増すかと思います。
参考になりましたでしょうか?