4年3ヶ月を振り返る その3
ひたすら続いています。今回はいよいよ初の図書の時間。
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いよいよ水曜日、初めての図書の時間を迎えた。
相手は1年生。彼らにとっても初めての図書の時間だ。
まず1冊目は、
- 作者: 谷川晃一
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1999/02/20
- メディア: 単行本
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参加型絵本。
市立図書館の読み聞かせを聞きに行った時に読まれた絵本。
出てくる動物を2匹なら「ウラパン」1匹なら「オコサ」で
数えていく、という内容。
これは全員一緒に読むので、まだ気が楽だ。
みんな大きな声を出して読んでくれた。
これでこっちもだいぶ緊張がほぐれる。
2冊目は、
- 作者: 二見正直
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: ハードカバー
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これも、市立図書館の方に教わった本。
実質的には、これが初めて「読み聞かせ」をした絵本。
最初から最後まで、自分だけで、人に向かって、初めて読んだ絵本。
そうして、この1冊で読み聞かせに対するイメージがガラリと変わった。
この1年生たちが、本当に楽しそうに聞いてくれた。
面白いところではすごく楽しそうに笑いながら聞いてくれて、
「あぁ、読み聞かせってこんなに楽しいものなのか!」
ということを生まれて初めて知った。
そうして、子どもたちの笑い声で緊張も薄れ、
最後まで自分も楽しみながら読みきることができた。
生まれて初めての読み聞かせを終え、
まだまだこの仕事に不安もあるけれど、
後悔はもう消えていた。
来週は何を読んで、子どもたちを楽しませようかなぁ、
という気持ちに変わった。
そうして、怒涛の1年が始まった。
ちなみに、読み聞かせは成功したものの、
オリエンテーションをすっかり忘れていて
担任の先生に助けてもらったのはココだけの秘密だ。
(次回は1年目を総括的に振り返ります)